色鉛筆10本で塗る『花々のマンダラぬりえ』ブルー系〜②〜

塗り絵

この記事は、こんな方に向いています♪

  • どこから塗ればいいか分からない
  • どういう基準で色を選べばいいか分からない
  • 配色の基本を学びたい
  • 統一感のある絵に仕上げたい
  • 途中で挫折してしまう
  • 少ない色鉛筆で始めたい

色選びについては①をご参照ください。

https://serita-illustration.com/coloring20220213/

塗る順番

どこから塗っていいか迷ってしまいますよね…seritaオススメの順番をご紹介いたします。

  1. アクセントカラーで、全体の2割を塗る 
  2. メインカラーの淡い色で、大きな面積を塗る
  3. 同系色①の淡い色で、大きな面積を塗る
  4. 同系色②の淡い色で、大きな面積を塗る 
  5. 1/4ずつ細部を仕上げていく

アクセントカラーで全体の2割を塗る

バランスを見ながら、全体の2割のパーツを塗ります。

細かい部分は色鉛筆を立てて描くと良いです。多少はみ出ても気にせずに塗りましょう。

メインカラーの淡い色で、大きな面積を塗る

青の淡い色鉛筆で大きな面積を塗ります。白い部分を残しながら大まかに塗ります。色鉛筆の真ん中くらいを軽く持って、優しい筆圧で寝かせて塗ると塗りやすいです。輪郭まわりを筆圧を強くして塗り足すと、1本の色鉛筆でも濃淡が出ます。

同系色①の淡い色で、大きな面積を塗る
同系色②の淡い色で、大きな面積を塗る

同系色①の薄紫、同系色②のエメラルドグリーンを塗っていきます。今回は、中央に木と葉っぱのモチーフがあったので、なんとなく緑のイメージで配色しました。こちらも濃淡をつけながら描いていくと奥行きが出ます。くすんだ色を使うのも素敵ですね。

ここまでで、全体の雰囲気が出てきました!最初から細かい部分を仕上げながら描くのも良いですが、このようにベースを作ってから細かい部分に入っていくと、失敗や途中で挫折しにくいような気がします。

カレー作りに例えると…具材の分量のバランスを決めて食材を準備→ぐつぐつ煮えて良いダシが出たところ。仕上げに火を止めてカレールーを入れ、コトコト煮込んで仕上げます。ここで挫折してはもったいないです。

1/4ずつ細部を仕上げていく

さあ、仕上げていきます!マンダラぬりえは、同じモチーフ(花、葉、など)が繰り返し出てきます。

今回の絵は1/4ずつの繰り返しだったので、手元に近く右利きなので左下半分を先に仕上げました。同じ花びらでも濃淡や違う色をつけることで、複雑な絵に仕上がります。同系色なので統一感は出ますので、楽しみながら少しずつ進めてみてください。

まとめ

アクセント→メインカラーのベース→細部の仕上げ。と順番を決めて進めていくことで、計画的に仕上げることができます。すきま時間に10分!の方も、今日は時間があるから時間を気にせず!の方も、次の作業のイメージがしやすくなると思います♪

書き順はルールではありませんので、気が向いたからチョットここだけ仕上げちゃお〜なんて描き方ももちろん良いと思います。

ご参考になれば幸いです🤗

↓今回、描かせていただいたのはコチラの本です

お手本はありませんが、かえって先入観にとらわれず、自由に塗ることができます。紙も塗りやすくて、飾りやすく、表紙も線画も美しいので贈り物にも喜ばれると思います。

serita

serita

東京藝術大学日本画専攻 卒業 東京藝術大学大学院デザイン専攻 修了 個展、グループ展多数。 山本一力・著「たまゆらに」月刊連載挿絵など ロジカルデッサン「伝わる絵の描き方」シリーズ 著者 デッサンや水彩画、人物画などを専門学校やアートスクールで教えております。

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