こんにちは。serita_illustrationと申します♪

東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業 同大学院デザイン専攻修了

個展、グループ展多数。時代小説の挿絵を数年制作していました。作品制作の傍ら、デッサンや水彩画、人物画などを専門学校やアートスクールで教えております。

私がこのようなブログを始めたきっかけを、ちょっと語らせていただきます。乱文ご容赦ください。

自分の描いた絵がインテリアに合わない…

昔から絵が得意で家族も絵が好きだったため、自然と美術の道に進もうと勉強をはじめました。大学に入ると絵を描くことは当たり前の日常になり、大学院は中島千波先生の元で学びました。中島先生は絵描きとして、先生として、大変尊敬するお方です。展覧会や個展など、目標(締切という名のw)を決めて20代から30代は講師の仕事をしながら作品制作をしていました。

30代も後半になり家を建て暮らしの発信をはじめました。そこで、自分の家に絵を飾ろう!と思ったのですが、飾りたい絵がないのです…。好みのインテリアに自分の絵が合わないことに気がつきました。自分が描きたい絵(美人画)と、自分の家に飾りたい絵(マチスの晩年の作品など)のギャップに悩みました。ですが、自分の中から出てこないものはどうしたって描けないもので、それは模写になってしまいます。それでも自分の描いた絵には愛着があるので、マチスの絵を模写したものを飾ったり、猫の絵を描いて飾ったり、これまでの絵をギュッと集めてアトリエに飾っています。

アートのある暮らしっていいですよね

美術の道に進みたいと思った高校1年生から25年。アートのある暮らしっていいなと改めて思うようになりました。絵を描いている時間は、あっという間に過ぎて、完成した絵を見ると達成感が生まれます。そんな愛着のあるお気に入りの絵を見るだけで、毎日がちょっと幸せになります。絵を買われる方の気持ちが分かったような気がします。でも絵って高いんですよね。自分が描いているので、その価格は決して高くはないということもよく分かっているのですが、やっぱり高い。アートのある暮らしって敷居が高いような気がします。

絵が描ける自分が、作品を作ること以外になにかできないかな?

と考えていました。友人のオーダーでペットの絵を描いたり、お子さんの似顔絵を描いたり、絵を学びたい方にデッサンを教えたり。そんな時、仕事で塗り絵本のお手本作りの撮影がありました。私は簡単に明暗のついた立体的な花を描くことができましたが、「これはデッサンの基礎がないとなかなか難しそうだな。そういえば、友人が大人の塗り絵をやりたいからオススメの色鉛筆を教えて欲しい。と聞かれたことがありましたが、挫折せずに楽しめたかしら…」と思いました。

気軽で、簡単で、挫折しないで、一枚の絵に仕上がる。飾って楽しめる。

そんなお手伝いができないものかと。幸い、学生時代に色鉛筆の使い分けの販売促進グッズ(某メーカーの色鉛筆数種類で、リンゴを描き分けるものでした全国の画材屋さんに置かれたそうです)の仕事をしたことや、日本画の下絵が大人の塗り絵の下絵によく似ていることから、大人の塗り絵の下絵制作と、塗り方のコツ、色鉛筆のコツなどを発信してみようと思い立ちブログ開設に至ります。

絵が描けない…という方でも気軽に楽しめる大人の塗り絵や色鉛筆画を簡単キレイに仕上げるコツをお伝えいたします。

長々と失礼いたしました。

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