色鉛筆10本で塗る『花々のマンダラぬりえ』ブルー系〜①〜

塗り絵

この記事は、こんな方に向いています♪

  • どこから塗ればいいか分からない
  • どういう基準で色を選べばいいか分からない
  • 配色の基本を学びたい
  • 統一感のある絵に仕上げたい
  • 途中で挫折してしまう
  • 少ない色鉛筆で始めたい
日本文芸社「心を整える、花々のマンダラぬりえ」
色鉛筆:プリズマカラー10本
ブル-系/1008,903,905,956,904,992,1023,1020, 
イエロー系/916,1002

色の選び方から、塗る順番、挫折しないコツ、仕上げまで解説していきます♪この記事では、1,色選びをご紹介いたします。

1、色選び
 ・メインにしたい色を1本決める
 ・同系色2本を足す
 ・濃淡をつけて5本選ぶ
 ・反対色(補色)からアクセントとなる2色を選ぶ
2、塗る順番
 ・アクセントカラーで、全体の2割を塗る 
 ・メインカラーの淡い色で、大きな面積を塗る
 ・同系色①の淡い色で、大きな面積を塗る
 ・同系色②の淡い色で、大きな面積を塗る 
 ・1/4ずつ細部を仕上げていく
3、挫折しないコツ
 ・10本に色鉛筆を厳選することで、色選びに困りにくく、仕上がりも統一感が出ます
 ・塗っていく順番を決めておくと、迷いにくくなります
 ・淡い色で大まかにベースを塗ることで、早めに全体感がつかめます
 ・細部を1/4ずつ仕上げることで達成感が得られます
4、仕上げ
 ・一番目立たせたい部分に、一番コントラストがつくようにします
 ・離れてみて、全体のバランスを確認します

メインカラー選び

「青い絵」とか「ピンクの絵」といったように、メインカラーが絵のぱっと見の印象を決めます。

今回はブルー系に仕上げたかったので、青の中でも一番使いたい色を1本選びました。

次に同じくらいの明るさの同系色(青なら青緑と紫)を2本選びます。

お隣さんやご近所さんが同系色

ここまでで3本の色鉛筆が選べました。

次は、それぞれに濃淡をつけていきます。今回は最初のメインカラーが濃かったので、明淡い色を5本選びました。*色数の少ない色鉛筆セットの場合は、2〜3本選べれば良いと思います。

アクセントカラー選び

メインが決まったので、アクセントカラーを選びましょう♪全体を同系色で揃えても素敵ですが、ここでは絵にインパクトを出すために、全く別の色でアクセントをつけたいと思います。

ブルー系の反対色(補色)はイエロー系です。黄色やオレンジ色などです。組み合わせることでパッと目を引く印象的な絵に仕上がります。

補色について

この補色は、実は色々な場面で使われています。夏に青い色の広告をよく見ますが、背景が青の場合、文字には黄色が使われていることが多いです。濃いめの青い色が特徴的なビールの文字は金色ですねw青と黄色の組み合わせはポイントカードや薬局のロゴでも目にします。

あくまでもアクセントとして使いたいので、絵の中の2割程度にとどめておくのがポイントです。

まとめ
 ・メインにしたい色を1本決める
 ・同系色2本を足す
 ・濃淡をつけて5本選ぶ
 ・反対色(補色)からアクセントとなる2色を選ぶ

使う色で色見本を作っておくのもGOOD

大人の塗り絵やコロリアージュを始める方には、36色セットの色鉛筆をオススメしていますが、好きな色が決まっている方や、マンダラぬりえをはじめるときには「色鉛筆をバラで10本買ってみる」というのもオススメです。

マンダラぬりえは、色を自由に塗れるのが一番の魅力だと私は思います。インテリアに合わせて描けば、素敵な自作のアートがお部屋に飾れます♪

塗りかたのコツは②で詳しくご紹介していきます♪

↓今回、描かせていただいたのはコチラの本です。お手本はありませんが、かえって先入観にとらわれず、自由に塗ることができます。紙も塗りやすくて、飾りやすく、表紙も線画も美しいので贈り物にも喜ばれると思います。

serita

serita

東京藝術大学日本画専攻 卒業 東京藝術大学大学院デザイン専攻 修了 個展、グループ展多数。 山本一力・著「たまゆらに」月刊連載挿絵など ロジカルデッサン「伝わる絵の描き方」シリーズ 著者 デッサンや水彩画、人物画などを専門学校やアートスクールで教えております。

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